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    ロゴってなに?ロゴを作成するうえで大事なことを解説!

    ●ロゴとは?

    ロゴとは、「ロゴタイプ」の略称であり文字列やテキストなどが、イラスト化されたもののことを指します。

    また、ロゴの歴史は、メソポタミア文明の円筒印章から始まったと言われています。紀元前2300年ごろの話であるため、非常に歴史が深いことが分かるのではないでしょうか。現代では、企業のブランドイメージとしてのエンブレムとして使用されたり、商品のパッケージなどに使用されたりしています。

    ●代表的な3種類のロゴ

    ここまで、ロゴの概要を解説してきました。しかし、ロゴと一口に言っても、主に3種類に分けられることをご存じでしょうか。

    ・ シンボルマーク
    ・ ロゴマーク
    ・ ロゴタイプ

    ここでは、それぞれの違いを順番に解説します。

    シンボルマーク

    シンボルマークとは、会社、団体、個人など、人数に関わらず、組織の特徴などを図案化したものを指します。代表的なものとしては、家紋が挙げられます。シンボルマークは和製英語であり、シンボル(象徴)と、マーク(記号)が組み合わされています。

    ロゴマーク

    ロゴマークとは、企業や商品のイメージを図案化したものを指します。おそらく、本記事を読んでいる方が一般的に耳馴染みのあるロゴという言葉は、こちらのロゴマークのことを指しているケースが多いです。なお、ロゴマークに関しても和製英語になります。

    ロゴタイプ

    次にロゴタイプとは、会社名、個人名、商品名などの文字(テキスト)を図案化したものを指します。ロゴタイプは英語であり、ロゴ(言葉)+タイプ(活字)が組み合わされています。もともとは、イギリスの活字鋳造所で用いられていた用語です。

    ●ロゴを作成するうえで重要なこと

    ここまで、ロゴの概要や種類を解説してきました。ここからは、ロゴを作成するうえで重要なことを紹介します。

    ・ ペルソナを設定する
    ・ ブランディングをする
    ・ ロゴを使用する媒体に合わせる
    ・ 拡大・縮小時でも認識できるか
    ・ 会社の規模が大きくなっても使えるデザインにする

    それぞれ順番に見ていきましょう。

    ペルソナを設定する

    はじめに、ロゴを見てもらいたいペルソナを設定しましょう。ペルソナとは、自社の商品やサービスを届けたい個人像のことを指します。ただし、ペルソナとターゲットは大きく異なる点に注意が必要です。

    ターゲットは、あくまで「40代女性」など、大枠のユーザー像を表します。しかし、40代女性の中には、貯金が1,000万円以上あったり、一方で年収が100万円程度しかなかったりと、それぞれで状況が異なることは間違いありません。これらに対して、ペルソナは「40代女性、年収1,000万円、既婚、趣味は料理」など、事細かに詳細を決めていきます。

    ペルソナを決めなければならない理由は、ペルソナを決めない状態では、誰にも伝わらないデザインとなってしまう可能性が高いためです。たとえば、企業や商品のペルソナ(ターゲット)が20代などの若者である場合と、60代以上など比較的高齢の方の場合とでは、求められるデザインがまったく異なります。

    ロゴは、企業が打ち出したいイメージをデザインに落とし込むことも当然重要ではあるものの、それ以上に誰に求められているのかを明確にすることから始めましょう。


    ブランディングをする

    次に、ロゴを通じたブランディングを意識することも大切です。ブランディングとは、企業としてのブランドを強く訴求する、ブランドを1から作るという意味の言葉になります。企業やサービスのブランド力が高まることで、ロゴを見ただけでもどのようなサービスであるかを認識できるようになり、非常に強い競争優位性を獲得できます。

    上記のようなブランディングをするためにも、イメージカラー、コンセプトなどは、最低限ロゴに含めるようにしましょう。たとえば、マクドナルドのMと描かれたロゴや、ナイキのロゴであるスウッシュは、多くのユーザーがロゴを見ただけで会社を判断できます。

    ロゴでのブランディングが成功すると、ロゴを見ただけで「〇〇の企業」「〇〇の商品」というイメージをユーザーに与えることができ、結果的に事業成長に繋がりやすくなります。

    ロゴを使用する媒体に合わせる

    次に、ロゴを使用する媒体や商品にデザインを合わせることも大切です。なぜなら、使用する媒体によって、ロゴを変形する必要があるケースも存在するためです。たとえば、名刺やホームページに使用するロゴは、媒体が異なったとしても変形する必要はありません。しかし、ボールペンなどにロゴを使用する場合は、ロゴ自体を変形する必要が出てきます。

    そのため、ロゴを使用する媒体に合わせたデザインで作成するとともに、媒体が異なり変形させる必要がある場合は、それらのイメージも事前に固めておくようにしましょう。


    拡大・縮小時でも認識できるか

    ロゴを拡大、縮小したときでも、ロゴを認識できるかも重要です。たとえば、Web広告で使うバナーは、表示する画面幅によってサイズやフォーマットが異なります。

    そのため、拡大や縮小時でも認識できるロゴでないと、バナーサイズやフォーマットを網羅できなくなります。拡大時、縮小時でも適切にロゴを認識できるデザインを目指すと良いでしょう。

    会社の規模が大きくなっても使えるデザインにする

    最後に、会社の規模が大きくなったとしても、使えるデザインでロゴを作成することも大切です。上述したように、ロゴではブランディングを意識することも重要であるため、あとからロゴを変更してしまうと、既存ユーザーからの購入率などが下がってしまう恐れがあるためです。

    もちろん、会社の規模やフェーズによって、ロゴを変更することもあるかもしれません。しかし、極力変更する必要がないように、十分にデザインを検討したうえで作成するようにしましょう。

    ペルソナ設定のメリット

    企業にとって、詳細なペルソナの設定を行うメリットとして、以下が挙げられます。

    ●深い人物像を組織全体で共有できる
    ペルソナ設定で、なんとなく頭にあった顧客モデルが明確になり、企業の中で統一した認識や人物像が生まれます。組織内でズレがなくなり、アイデアなどを共有しやすくなります。

    ●顧客の具体的なニーズが明確になる
    ペルソナで典型となる自社の顧客が、どのような商品・サービスを必要としているのかがよりつかみやすく、心に響く商品が生まれやすくなります。今まであいまいだったニーズがはっきりすることで、圧倒的人気を誇る商品・サービスを生み出される可能性が高まるでしょう。

    ●精度の高いマーケティング活動が行える
    ペルソナが具体的であればあるほど、自社の広告クリエーティブがクリアになり、顧客の心に刺さるような訴求が可能です。マーケティングの精度を高めることで、費用を抑えつつ有効な広告を打ち出すことができるでしょう。

    一方で注意しておきたいのが、ペルソナ設定で扱うデータの正確性です。遠い理想や企業の思い込みが入ったペルソナでは、思うような成果が得られません。

    ペルソナ設定後も常に、自社と顧客との間にズレが生じていないか、ペルソナに変化はないかなどを調査し、見直し・改善を行う必要があります。

    ブランディングの重要性

    ブランディングを重視する大きな理由として、同一カテゴリーの中で他商品やサービスと明確な「差別化」ができ、さらに他よりも一歩前に抜け出すことが可能となることが挙げられます。

    市場の中で自然と「ブランド」が認識され、人々の意識の中にプラスのイメージが浸透していれば、自社の商品やサービスが選択されるために手を打つ対策が不要となります。すなわち商品を周知させるためのコストカットが可能です。具体的には広告宣伝費や販促費などのマーケティングにかかるキャッシュを、商品開発や設備投資など、より将来の事業拡大に向けて投資することができます。

    また市場での「ブランド」が確立していれば、競合他社の動向に振り回されることはありません。値下げ競争に参加しなくとも、独自路線を貫くことができるのも大きな魅力です。

    一方、ブランドイメージが確立されたとしても、それを認知させるマーケットがなければ何も生かされません。ブランディングをコアにマーケティング戦略を重ね、露出頻度や露出方法、価格設定などを決定し、企業や商品の名を世に広めていく必要があります。

    引用:MarkeTRUNK様記事より

    ロゴ納品時に主に渡されるデータ

    ロゴ納品時に渡されるデータは、主に6つの形式です。

    .ai

    .eps

    .psd

    .png

    .jpeg

    .PDF

    では、それぞれのデータの特徴を説明していきます。

     

    ① .ai(aiデータ・ai形式)

    Illustratorで作成されたデータのことで、拡張子は「.ai」。

    Illustratorとは:Adobe社が開発したロゴ・名刺・パンフレットなどの制作に向いているグラフィックデザインソフトのこと。イラレと呼ばれることが多い。

    拡張子とは:ファイルの種類を識別するためにファイルの名前(ファイル名)の末尾につけられる文字列のこと。

    引用:Wikipedia


    このデータを展開すると、Illustratorの編集画面が開きます。しかし、.aiデータはIllustratorがPCにインストールされていないと開けません。そのため、デザイン確認用としてPDFデータと一緒に納品されることが多いです。PDFについては⑥で説明します。

     

    ② .eps(epsデータ・eps形式)

    ①の.aiデータは、Illustratorをインストールしていないと開けませんが、.epsはあらゆるグラフィックソフトで編集できます。.aiの場合、バージョンが違うとデータが崩れてしまう可能性もありますが、.epsは安定しているのでその心配がありません。しかし、使用するグラフィックソフトによっては透過効果などが再現できない場合もあるので注意が必要です。

     

    ③ .psd(psdデータ・psd形式)

    Photoshopで作成されたデータのことです。Photoshopは①のIllustratorと同じAdobe社が開発した画像編集ソフト。このデータを展開するとPhotoshopの編集画面が開きますが、これも①.aiデータと同じように、PhotoshopがPCにインストールされていないと開けません。ロゴ納品の際に.psdで渡されることは少ないかと思いますが、他のデザイン(バナー広告・ヘッダー画像など)では.psdで渡されることがあるので紹介しました。

     

    ④ .png(pngデータ・png形式)

    フルカラー(1670万色)を使用することができるので、色の多い写真・画像の保存に最適です。.jpegに比べるとデータが少し重くなってしまいますが、色を透過することも可能なので、ロゴを画像として保存する際によく使用されています。つまり、背景の部分を透明にできるので、WEBサイト・名刺など、png形式のロゴをWEBサイト・名刺など、どこにでも使用することが可能です。

    さらに、低画質で保存した画像も、もとの画質に戻すことができるという特徴があります。

     

    ⑤ .jpeg/.jpg(jpegデータ・jpeg形式)

    ④pngと同様に、フルカラー(1670万色)使用することが可能です。軽くてキレイに表示されるという特徴があるので、WEB上の画像によく使われています。

    しかし、色の透過はできないので、ロゴをjpegで保存すると以下の画像のようになります。

    jepgの最大の特徴は、大きい画像を小さいファイルサイズにできることです。

    目に見えない程度の色の差異をなくすことで、情報量が少なくなるので軽い容量にできます。

    ただ、一度低解像度で保存してしまうと、元の画質には戻せない保存を繰り返すたびに画質が劣化してしまうという特徴もあるので、注意が必要です。

     

    ⑥ .PDF(PDFデータ・PDF形式)

    PDFは、紙に印刷するのと同じ状態のイメージを保存できる形式です。そのため、名刺・チラシなどの印刷物のデザインを確認してもらうときに使用されることが多いです。つまり、電子版の紙の役割をしてくれるということです。

    ロゴデータ納品の場合、Illustrator等のデザインソフトを持っていない人でも確認してもらうことが可能です。

    引用:デザインのコト。様記事より

    ロゴショップでは、ai・png・jpeg・pdfの4種類を基本データとして納品いたします。その他のeps・psdの納品して欲しいというご要望がございましたら対応させていただきます。

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